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不吉なイメージを持たれる”彼岸花”その意外な秘密とは?

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はじめに

すごい特殊で儚げなビジュアルをしている”彼岸花“。

その見た目やお彼岸のイメージから、ちょっと怖くて不吉な花と感じている人も多いかもしれません。

 

彼岸花

 

そんな彼岸花について、詳しく紹介していきたいと思います。

 

 

彼岸花は渡来植物だった!

彼岸花は日本らしいイメージがついていていますが、実はもともと日本にある在来種ではないのです。

 

おそらく、室町時代あたりに中国から入ってきたものだと考えられていて、人間の手によって植えられて繁殖したみたいです。

その証拠に離島や山奥などの純自然林には生えていません。人の生活圏にのみ見られます。

 

日本で植えて広まったのには目的があり、いざという時の飢餓に備えて植えられたらしいです。

この目的から、飢餓のときに生えていないと困るので、普段は食べられないように「彼岸花には毒がある」という嘘が広められました。

※実際に毒はあるのですが、水にさらせば抜ける程度のものです。

 

 

彼岸花は遺伝子的に見ると全部同一個体?

実は、彼岸花は種子で増えることができないのです。

 

株分けをすることでしか増えることができないので、日本に生えている彼岸花はすべて、最初に持ち込まれたひとつの個体から株分けをされて増えたものです。なので、日本に生えている彼岸花はすべて同一の遺伝情報を持っています。

 

 

彼岸花に含まれている毒を利用する

彼岸花に含まれている毒を、古くから日本人は利用してきました。

水田や墓地に植えられていることが多いのですが、これは彼岸花の毒を使ってネズミやモグラを近づけさせないようにするのが目的だったのです。

 

また、彼岸花に含まれている毒成分のひとつ”ガランタミン“はアルツハイマー病の治療薬として利用されています。

 

 

彼岸花の名前の由来

彼岸花の名前の由来は、秋ごろのお彼岸の時期に咲くことからきています。しかし、他の説もたくさんあり、その毒から「食べた者には死(彼岸)しかない」という怖い説もあります。

 

その反面、「白くやわらかな花」「天上の花」など、めでたい兆しとされていることもあり、不吉・吉兆どちらの意味も併せ持つ特殊な花です。

 

また、燃え盛る火のような見た目から「家に持って帰ると火事になる」とも言われています。

 

 

さいごに

以上が、彼岸花についてとなります。

 

欧米では、園芸用としてたくさんの品種が開発されています。日本でもたまに見ることができるのですが、赤色だけではなく黄色や白色の個体も存在します。

私自身、今まで不吉で怖いイメージしかなかったので、吉兆のイメージもあることは意外でした。

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