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『芽殖孤虫』致死率100%!正体不明の寄生虫

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はじめに

寄生虫。

カマキリにはハリガネムシなど、虫にはよくいますよね。

 

一方、人間を宿主とする寄生虫としてはサナダムシやカイチュウが有名です。

これらは体内にいてもさほど影響はなく、まだ安全なのですが、中には体内に入られるだけで死に至ってしまう寄生虫も存在します。

 

その中から今回は『芽殖孤虫』について紹介したいと思います。

 

 

芽殖孤虫ってどんな寄生虫?

“芽殖孤虫(がしょくこちゅう)”は、人間を宿主とする寄生虫の一種であり、大きさは~10数mm程度で不定形である。

植物の根っこのような形をしたものから蝶の羽ような形をしたものもいます。

 

芽殖孤虫

 

画像は根っこのようなスタンダードな形のタイプですね。

 

かつてはマンソン裂頭条虫にある種のウイルスが感染したものと思われていましたが、遺伝子解析を行ったところマンソン裂頭条虫の近縁ではありますが異なることが判明しました。

 

この”芽殖孤虫”は人間の体内では成虫になれないためか、成虫の姿が確認できたことはありません。人間以外にどの生物を宿主としているかも判明しておらず、最終宿主も不明と謎が多い寄生虫です。

 

 

寄生された際の症状

芽殖孤虫は人間の体内では成虫になれないため、幼虫としてどんどん増殖する”幼虫移行症“となります。

 

一度体内に入った芽殖孤虫は嚢を破って他の部位に移動し、また嚢を破っては成長して分裂を繰り返していきます。

 

結果、体中に芽殖孤虫が蔓延して皮膚に膨隆が見られるようになります。

 

さらに慢性化すると、臓器が破壊されて

  • 喀血
  • 嘔吐
  • 下痢
  • 腹痛
  • 胸痛
  • 脳障害

などの様々な症状が引き起こされます。

そして、最終的には”死”が待っています・・・

 

 

致死率100%の恐怖

今まで、感染例が非常に少なく治療法が確立されていないのが現状。

 

そのためか今までわずか14件の症例しかないのですが、そのいずれもが助からずに致死率は100%となっています。

 

普通の寄生虫と違い、いくら取り除いても分裂して増え続けるので対処のしようがないそうです・・・(´・ω・`)

 

 

未だに謎の感染経路

これまでの14件の症例の内訳ですが、日本6件、台湾3件,アメリカ2件、カナダ1件、パラグアイ1件、ベネズエラ1件となっています。

 

一応世界各地にいるようですが、日本と台湾がほとんどを占めています・・・

 

感染経路は未だに謎なんですが、感染したものの多くは両生類・爬虫類を食べたことがある人が多いらしいです。

 

また、井戸水からも感染する可能性があるという報告もあります。

 

両生類・爬虫類はやっぱり食べるべきではないですね。そもそも食べたいとは思わないですけどね・・・

井戸水も日本では、まだ使っているような地域もあると思うので怖いですね(´・ω・`)

 

 

さいごに

以上が、致死率100%正体不明の寄生虫”芽殖孤虫”についてとなります。

 

日本でもカエル料理を出してくれる店もあったり、いまだに井戸を使わないといけないような地域もありますが、くれぐれもこういう恐ろしい寄生虫の存在があることを忘れないで下さい。

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