ねる@ろぐ

豆知識中心の雑多ブログです。

豆知識

『ウロコフネタマガイ』鉄の鱗を纏う貝

投稿日:

はじめに

あなたは貝の殻が何でできているか知っていますか?

そう、カルシウムです。私達人間の骨と一緒ですね(*´ω`*)

 

しかし、世界には数え切れないほどの貝殻を持つ生物がいます。今回はその中から、カルシウムではなく“鉄”を纏っている貝『ウロコフネタマガイ』を紹介しようと思います。

 

 

ウロコフネタマガイってどんな貝?

『ウロコフネタマガイ』はインド洋で発見された巻貝の一種であり、体表に硫化鉄でできた鱗を持っています。

※別名『スケーリーフット』ともいいます。

 

ウロコフネタマガイ

 

まるで、”オウムガイ”のようですね・・・

硫化鉄の鱗を表面に持っているだけあって、黒光り具合がハンパないです。鉛筆の芯みたい(*‘∀‘)

 

ウロコフネタマガイの殻の直径は最大でおよそ45mmと意外に小さいサイズ。オウムガイがでかいイメージあるからなんか不思議ですね。

 

また、纏っている鱗は鉄なので錆びることもありますし、磁力も帯びています。錆びると褐色を帯びるので、さらにカッコイイデザインになるんですよ(*´ω`*)

 

でも、パッと見だと”鉄の鱗”というよりも”鉄の殻”のようにしか見えないですよね。

これは、鱗の配列が密過ぎてこう見えちゃうみたい。

 

2009年の調査では硫化鉄を纏っていない白い個体も発見されていて、どうして硫化鉄を纏っていなかったのか、それとも単に纏う前だったのかは分かっていない。

 

また、貝類は普通危険を感じたら貝殻の中に入って蓋をキッチリ閉めるものですが、このウロコフネタマガイは蓋が非常に小さく防御の役割を果たしているとは思えないサイズなのだそう・・・

一応、捕食者に襲われると蓋ではなく鱗を持った足を絡めて防御するのではないか?と研究者の人達は予想しているみたいです。

 

いずれにせよ、まだ謎が多い生き物なのです。

 

 

新江ノ島水族館で飼育されていたこともある

2006年にウロコフネタマガイの飼育実験があったのですが、このとき採取されたウロコフネタマガイの一部が実験後に”新江ノ島水族館”に輸送されたのです。

 

しかし、わずか数日後に死滅してしまいました・・・

実験で弱っていたこともありウロコフネタマガイには可哀想な結果となってしまいました(´・ω・`)

 

でも、いつかは生のこのフォルムを水族館で見たいので研究者の方達には頑張ってもらいたいですね!

 

 

さいごに

以上が、鉄の鱗を纏う貝”ウロコフネタマガイ”についてとなります。

 

他にも面白い生態を持った貝がたくさんいるので、おいおい紹介していきたいと思っています(*´ω`*)

-豆知識

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。

関連記事

no image

白髪対策に効果的”ビオチン”美肌も作り出す

はじめにあなたは白髪で悩んでいませんか?歳で出てくる白髪もそうですが、若白髪が出てしまう人も少なくありません。 特に女性にとっては死活問題となってしまいます。そんな中、白髪対策にも効果的で美 …
no image

骨を貪り食う者”ゾンビワーム”とは?

はじめに海底に沈んだ生物の死骸は、他の色々な生物に食べられて自然に還っていきます。 肉は貝やカニに食べられてすぐなくなってしまうのですが、それだけでは骨が残ってしまいます。しかし、海の底に潜 …
no image

予想外の形にビックリ!?サメの卵のビジュアル

はじめにあなたはサメの卵って見たことがありますか?たいていの人は”キャビア”なら見たことがあるかもしれませんね。 しかし、実はサメの卵には色々とユニークな形をしている …
no image

コンビニやスーパーに売っている”サラダ”や”カット野菜”栄養がほとんどないって本当?

はじめに忙しい現代社会・・・1人暮らしの方は、大きな野菜をまるごと一つ買っても消費しきらないでダメにしてしまうことがほとんどなんじゃないでしょうか? そこで、頼りたくなるのがコンビニやスーパ …
no image

『処女懐胎(単為生殖)』1つの個体で増えていく生殖方法

普通、私達人間は男性と女性の異性同士がペアで存在しないと生殖することはできませんよね。しかし、動物の中には雄雌がペアにならずとも生殖できる動物が存在するのです。 代表的なものとしては、体細胞 …